『ホグワーツ・レガシー』のPC必要スペックを確認と比較。
2023年2月に新作ゲーム『ホグワーツ・レガシー』がリリースされました。映画のような3Dグラフィックのゲームの為、必要スペックがどうか気になる方も多いと思います。
この記事ではホグワーツ・レガシーのPC必要スペックどれくらいか、またプレイにおすすめのPC構成について確認していきます。
ホグワーツ・レガシーの負荷はどう?
ホグワーツ・レガシーのゲーム負荷は低画質はやや軽め、高画質はかなり重めです。標準環境(1080p/60fps)は普通か少し重めといったところでしょう。公式の動作環境が720p~2160pと幅広いですが、多くの人は標準環境の普通~やや重めでプレイするかと思います。
最低環境は比較的軽く、動作自体は10万円以下のゲーミングPCでも可能な場合が多いです。推奨/高品質環境は、現在の価格で15万円~20万円のゲーミングPCで満たすことが出来ます。しかし4K ULTRA仕様はかなり重く、ハイエンドの中でも高めのグラフィックボードが要求されます。
ゲーム性はオープンワールド・アクションRPGで、ハリー・ポッターの小説で初登場した世界を舞台となります。景色やキャラクターなどのグラフィックが綺麗なゲームで、魔法のエフェクトなども多用される為、画質の負荷は大きめかもしれません。
では公式の推奨動作環境やプレイおすすめのPCスペックなど、より詳しく見ていきましょう。
ホグワーツ・レガシーの推奨動作環境
ホグワーツ・レガシーの公式による推奨動作環境については以下の通りです。
最低仕様 | 推奨/高品質仕様 | ULTRA仕様 | 4K ULTRA仕様 | |
---|---|---|---|---|
OS | Windows 10(64-bit) | Windows 10(64-bit) | Windows 10(64-bit) | Windows 10(64-bit) |
CPU | Intel Core i5-6600 (3.3GHz)、 AMD Ryzen 5 1400 (3.2GHz) | Intel i7-8700 (3.2GHz)、 AMD Ryzen 5 3600 (3.6GHz) | Intel Core i7-10700K (3.80GHz)、 AMD Ryzen 7 5800X (3.80GHz) | Intel Core i7-10700K (3.80GHz)、 AMD Ryzen 7 5800X (3.80GHz) |
グラフィクカード | NVIDIA GeForce GTX 960 4GB、 AMD Radeon RX 470 4GB | NVIDIA GeForce RTX 1080 Ti、 AMD Radeon RX 5700 XT、 INTEL Arc A770 | NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti、 AMD Radeon RX 6800 XT | NVIDIA GeForce RTX 3090 Ti、 AMD Radeon RX 7900 XT |
メモリ | 16GB RAM | 16GB RAM | 32GB RAM | 32GB RAM |
HDD/SSD容量 | HDD 85GB SSD (推奨)、HDD (要対応) | 85GB SSD | 85GB SSD | 85GB SSD |
備考 | 720p/30fps、低画質設定 | 1080p/60fps、高画質設定 | 1440p/60fps、ウルトラ画質設定 | 2160p/60fps、ウルトラ画質設定 |
DX バージョン | DX 12 | DX 12 | DX 12 | DX 12 |
低画質の動作環境についてはかなり低いです。解像度が720pというのもありますが、中古の安い数万円のゲーミングPCでも可能なレベルです。CPUの内臓グラフィックカードでも性能によりプレイ可能でしょう。
推奨/高品質仕様については、こちらの解像度はフルHDと一般的なものとなります。GTX1080Ti,RX5700XTと数年前発売のグラフィックカードが挙げられていますが、最近のグラフィックボードで例えるとRTX 3060やRX 6600XTレベルの性能です。
ULTRA仕様の動作環境はRTX 2080Ti、RX6800XTが挙げられています。こちらはかなり性能高めのグラフィックボードです。この辺りから相当性能を求められます。4K ULTRA仕様まで来るとRTX 3090 Ti、RX 7900XTと最新世代のグラフィックボードまで出てきます。ハイエンドの中でも性能が高めの為、ゲーミングPCでは30万円以上価格のものが必要になります。
注意
一応のOSが「Windows 10」となっている為、現状Windows11へのアップデートは個人的にはあまりおすすめしません。他ゲームにおいて動作が遅くなるという声も一部上がっています。
では先程の推奨動作環境を踏まえ、おすすめPCスペックを確認していきます。
コスパ重視構成
コスパ重視のゲーミングPCとしてはこの辺りの構成となります。
コスパ重視 | |
---|---|
CPU | Core i5-12400(F) Ryzen 5 5600X , Ryzen 7 5700X |
GPU | RTX 3060Ti , RTX 3070 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 500GB以上 / +HDD 1TB |
電源 | 600W |
価格帯 | 約17~25万円 |
こちらはPC性能に対しての価格が効率の良い、コスパを考慮した価格帯です。推奨環境では高品質の例と、ほぼ同等から少し上の性能となります。
特徴としては大体標準スペックですが、ストレージが少し大きめな点でしょう。後付けでストレージを増設するor初めから大きめのHDDを確保するなどは、コスパ重視のPCでも容量問題の工夫はしておくことをお勧めします。
高品質プレイ構成
次におすすめのPC構成としてはこのような構成例になります。
コスパ重視 | |
---|---|
CPU | Core i7-12700(F) , Core i9-12900(F) , Ryzen 7 5700X , Ryzen 9 5900X |
GPU | RTX 3090(Ti) , RTX 4070Ti |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD 500GB以上 / +HDD 2TB SSD 1TB以上 / +HDD 1TB |
電源 | 850W / 1200W |
価格帯 | 最低30万円以上 |
こちらはWQHD or 4K画質想定のPCスペックとなります。せっかくプレイするなら超高画質でプレイしたいという方向けの構成です。ゲーミングPC全体で見て、かなり高性能高価格のPCに当たります。
PC構成やPC販売サイトにより価格の振れ幅は大きいですが、最低30万円以上の平均40万円レベルの価格帯となります。またPCだけでなくモニターも4K対応のものが必要となる為、PC環境を一から揃える場合はかなりのお金が必要となるでしょう。
おすすめゲーミングPC
色々ホグワーツ・レガシーのPC環境関連について確認してきましたが、いかがでしたでしょうか。では実際にどのゲーミングPCがお得かなどは、下記記事でおすすめPCを定期的に更新していますので、こちらをご確認下さい。
最後に
ゲーミングPCに悩む時間を遊ぶ時間に使った方が有意義かなと思いますので、この記事で悩む時間を短縮できれば幸いです。ゲーミングPCを購入する際の参考になったなら嬉しく思います。