『Valorant』のPCスペックを確認
2022年頃からFPSゲーム『Valorant』の人気が上昇し続けています。世界を相手に日本勢が活躍する場面が増え、ゲームに興味があり必要/推奨スペックがどうか気になる方も多いでしょう。
この記事では『Valorant』のPC必要/推奨スペックどれくらいか、またプレイにおすすめのPC構成などについて確認していきます。
Valorantのゲーム負荷はどう?
『Valorant』の軽めです。推奨スペックは、現在の価格で10万円強の安めのゲーミングPCでも満たすことが出来ます。その為ゲーミングPCをお持ちの方であれば、ほとんどの人が問題なくプレイできるかと思います。
Valorantは爆破系のシューティングゲームで、キャラクターベースのマルチプレイヤーFPSです。試合は 5VS5 の攻めと守りに分かれチーム戦を行うもので、それぞれのキャラクターにはスキルが存在します。3Dゲームではありますが、グラフィックがリアル系ではない為、画質の負荷はかなり低めのゲームです。とはいえ本格シューティングゲームの為、フレームレート144fps以上は確保したいところです
では公式の推奨動作環境やプレイおすすめのPCスペックなど、より詳しく見ていきましょう。
Valorantの必要スペック
Valorantの公式による必要スペックについては以下の通りです。
最低スペック | 推奨スペック | ハイエンドスペック | |
---|---|---|---|
CPU | Intel Core 2 Duo E8400 (Intel) , Athlon 200GE(AMD) | Intel i3-4150(Intel) , Ryzen 3 1200(AMD) | Intel i5-9400F(Intel) , Ryzen 5 2600X(AMD) |
グラフィクカード | Intel HD 3000 , Radeon R5 200 | Geforce GT 730, Radeon R7 240 | Geforce GTX 1050 Ti, Radeon R7 270 |
RAM | 4 GB | 4 GB | 4 GB |
VRAM | 1 GB | 1 GB | 1 GB |
OS | Windows // 10(Build 17134+)/11 64-bit | Windows // 10(Build 17134+)/11 64-bit | Windows // 10(Build 17134+)/11 64-bit |
必要スペックについてもかなり低めです。ハイエンドスペックのグラフィックボードである NVIDIA GeForce GTX 1050Ti は5年以上前(2016年発売)のグラフィックカードです。その為最低スペック~ハイエンドスペックまでどれも低くなっています。
現在主流のBTOサイトで発売中のゲーミングPCは、最低でも GTX 1650 以上のグラフィックボードを搭載してる場合が殆どです。その為これからゲーミングPCを買う方、最近ゲーミングPCを買った方などは、基本グラフィックカード性能で心配はいりません。
CPUはについても Intel Core i5 9000番台 / AMD Ryzen 5 2000番台 の為、どちらも性能は低めです。現在BTOサイトでは、Intel 第12,13世代 / AMD 5000,7000番台が主流の為、最近PCを買ったorこれから買うという方は、CPU性能についても心配いりません。
おすすめPC
では先程の必要スペックやゲーム性を踏まえ、おすすめPC構成を確認していきます。
おすすめ構成
購入おすすめのゲーミングPCとしてはこの辺りの構成となります。
コスパ重視 | |
---|---|
CPU | Core i5-12400(F) , Ryzen 5 5600X |
GPU | RTX 3060 , RTX 3060Ti |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 500GB以上 / (+HDD 1TB) |
電源 | 600W |
価格帯 | 約15~20万円 |
こちらはおすすめPCの構成例です。Valorantの推奨スペックより性能が上のPCになります。PC性能に対しての価格効率がかなり良い価格のPCで、ゲームに合ったというよりは、PC自体のコスパで選んだおすすめ構成となります。
公式ページのハイエンドスペックを超える性能で、フレームレート144fps以上を安定して出すことが可能です。FPSゲームではフレームレートの高さが当てやすさや反応速度に影響する為、プレイしやすいだけでなく、勝利にもこだわりたい人におすすめです。
Valorantだけでなく他ゲームも並行してプレイする方も多いと思いますので、今後の快適なPCライフを考えても、この辺りの性能はあって損は無いと思います。
コスパ構成
次にゲームに合ったコスパPCとしては、このような構成例になります。
コスパ重視 | |
---|---|
CPU | Core i5-12400(F) , Ryzen 5 5600(X) |
GPU | RTX 3050 , GTX 1660 SUPER |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 500GB以上 / (+HDD 1TB) |
電源 | 600W |
価格帯 | 約13万円前後 |
こちらはPC自体の性能に対する価格面のコスパではそこまでですが、よりValorantの必要スペックに近いPCとなります。PCスペックとしては現在販売しているPCの中でかなり価格は低めに位置し、その分価格も少し安くなっています。しかしこちらのPCスペックでも、ハイエンドスペックに比べ性能は十分上です。
Valorant以外のゲームをあまり考えていない、あまり高負荷のゲームをプレイしない、という方はこちらも選択肢になると思います。ただ他ゲームへの転用が難しい為、個人的にはおすすめしにくいです。
またこちらよりコストを抑えたい場合、分離型グラフィックボードではなく、CPUの内臓グラフィックを使うという選択肢も出てくるでしょう。
おすすめゲーミングPC
ValorantのPC環境関連について確認してきましたが、いかがでしたでしょうか。では実際にどのゲーミングPCがお得かなどは、下記記事でおすすめPCを定期的に更新していますので、こちらをご確認下さい。
最後に
ゲーミングPCに悩む時間を遊ぶ時間に使った方が有意義かなと思いますので、この記事で悩む時間を短縮できれば幸いです。ゲーミングPCを購入する際の参考になったなら嬉しく思います。