『ディアブロ4』のPCスペックを確認!
この記事では、ディアブロ4をプレイするために必要なPCのスペックや推奨スペックについて詳しく見ていきます。さらに、プレイを快適に楽しむためのおすすめのPC構成も紹介します。
話題のゲームである「ディアブロ」シリーズの新作『ディアブロ4』を、快適な環境で楽しみましょう!
ディアブロ4とは?
『ディアブロ4』は「ディアブロ」シリーズの新作であり、Blizzard Entertainmentが手掛けるアクションRPGです。
ゲーム性は「オープンワールド」「RPG」「クラス」「ハクスラ」「オンライン」のような、様々な要素を含んでいます。イメージしやすいものとしては、MMORPGが挙げられるのではないでしょうか。その中でも本作は、戦闘に焦点が当てられている印象を受けるゲームとなっています。
戦闘コンテンツが充実しているのに加え、キャラクターのビルド選択が豊富です。装備やクラスに加えスキルなどについても、自分だけのビルドにカスタマイズすることが可能となっています。
キービジュアルから想像できる通り、世界観はダークなものであり、重厚感のある没入感を味わえます。また拠点やフィールドにはオンラインのプレイヤーいたり、多人数の協力プレイも可能な為、ライトゲーマー層にも遊びやすいゲームとなっています。
ゲームの負荷は?
ディアブロ4の負荷は軽めです。現在の価格で10万円強のゲーミングPCでも、殆どのPCが推奨要件を満たしています。その為最近のゲーミングPCをお持ちの方であれば、基本的にゲームをプレイ可能です。
ではディアブロ4の推奨動作環境や、プレイおすすめのPCスペックなど、より詳しく見ていきましょう。
システム要件は?
システム要件については以下の通りです。
必要動作環境 | 推奨動作環境 | |
---|---|---|
OS | Windows® 10(64ビット)バージョン1909以降 | Windows® 10(64ビット)バージョン1909以降 |
プロセッサ | Intel® Core™ i5-2500KまたはAMD™ FX-8350 | Intel® Core™ i5-4670KまたはAMD Ryzen™ 1300X |
ビデオカード | NVIDIA® GeForce® GTX 660または AMD Radeon™ R9 280 – DirectX® 12互換システム | NVIDIA® GeForce® GTX 970または AMD Radeon™ RX 470 – DirectX® 12互換システム |
メモリ | 8 GB RAM | 16 GB RAM |
ストレージ | 90GBの空き容量があるSSD | 90GBの空き容量があるSSD |
インターネット | ブロードバンド接続 | ブロードバンド接続 |
解像度 | * 1080pのネイティブ解像度/720pのレンダリング解像度、 グラフィック設定「低」、30 fps | * 1080pの解像度、グラフィック設定「中」、60 fps |
ではシステム要件、プレイするために必要な要素について、以下で詳しく説明します。
必要動作環境
まず、オペレーティングシステムとしては、Windows 10(64ビット)のバージョン1909以降が必要です。これはゲームが正常に動作するために必要な基本的な要件です。
次に、プロセッサについてです。最低限の要件では、Intel Core i5-2500KまたはAMD FX-8350といったプロセッサが必要です。これらのプロセッサは、ゲームの実行に必要な処理能力を提供します。現在BTOサイトのゲーミングPCで主流のCPUは、「Intel Core i5-12400F」「AMD Ryzen 5 5600X」以上の性能のCPUです。これらと必要動作環境のCPUを比較すると、必要動作環境のCPUの方がかなり性能が低い為、最近ゲーミングPCを購入した方や、今後ゲーミングPCを購入する予定の方は、基本スペックに心配する必要はありません。
また、ビデオカードについて最低限の要件では、NVIDIA GeForce GTX 660またはAMD Radeon R9 280など、DirectX 12に対応したビデオカードが必要です。こちらも現在BTOサイトのゲーミングPCで見られるGPUの「Nvidia Geforce RTX 3060Ti」「Nvidia Geforce GTX 1660SUPER」などに比べ、必要動作環境のGPUの方がかなり性能が低いです。その為GPUに関しても、CPUと同様に心配する必要はありません。
メモリに関しては、少なくとも8 GB RAMが必要です。メモリはゲームの実行中に使用されるデータを一時的に保持するための領域であり、十分なメモリ容量を持つことでゲームのスムーズな動作が可能となります。
ストレージについては、少なくとも90GBの空き容量があるSSDが必要です。ゲームのインストールおよびデータの読み込みに高速なデータアクセスが求められるため、SSDの使用が推奨されています。こちらはSSDに大容量を要求されている為、場合によってはHDDで妥協する方もいるかもしれません。
インターネット接続については、ブロードバンド接続が必要です。オンライン機能やマルチプレイヤー機能を利用するためには、安定したインターネット接続が必要となります。
解像度に関しては、最低限の要件ではネイティブ解像度が1080pまたはレンダリング解像度が720p、グラフィック設定が「低」、フレームレートが30 fpsとなっています。必要動作環境では、これらの設定でゲームをプレイすることが想定されています。
推奨動作環境
ゲームのパフォーマンスやグラフィックスの品質を向上させるためには、推奨動作環境を満たすことが望ましいです。推奨要件については以下の通りです。
推奨動作環境では、さらに性能の高いハードウェアが推奨されています。プロセッサにはIntel Core i5-4670KまたはAMD Ryzen 1300Xなどのプロセッサが推奨されています。しかしこちらも必要動作環境の時と同様に、現在BTOサイトのゲーミングPCで主流のCPUと比較すると、推奨動作環境のCPUの方がかなり性能が低いです。
ビデオカードに関しては、NVIDIA GeForce GTX 970またはAMD Radeon RX 470などのビデオカードが推奨されています。現在主流のGPUに比べ、推奨動作環境のGPUの方が性能が低い為、こちらもCPUと同様に心配する必要はありません。
メモリについても、推奨では16 GB RAMが必要とされています。これにより、より大規模なゲームの実行や複数のプログラムの同時実行がスムーズに行えます。ゲーミングPCではほとんどの場合で16GB以上を標準とされている為、こちらも問題ないでしょう。
ストレージに関しては、最低限の要件と同様に90GBの空き容量があるSSDが要求されています。
解像度に関しては、推奨動作環境では1080pの解像度、グラフィック設定が「中」、フレームレートが60 fpsとなっています。推奨動作環境では、これらの設定でゲームをプレイすることが想定されています。
PC構成例は?
では先程のシステム要件を踏まえ、おすすめPC構成を確認していきます。
おすすめ構成
購入おすすめのゲーミングPCとしてはこの辺りの構成となります。
コスパ重視 | |
---|---|
CPU | Core i5-12400(F) , Core i5-13400(F) , Ryzen 5 5600X , Ryzen 7 5700X |
GPU | RTX 3060 , RTX 3060Ti , RTX 3070 , RTX 4060Ti |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 500GB以上 |
電源 | 600W以上 |
価格帯 | 約14~22万円 |
こちらはおすすめPCの構成例です。ディアブロ4のシステム要件丁度のPCというよりは、ゲーミングPCの中では、性能と価格のバランスのいい価格帯、構成例となります。その為PCスペックとしては、ゲームプレイにおいて性能面で少し余裕がある構成です。
CPUとしては、Core i5-12400(F)、Core i5-13400(F)、Ryzen 5 5600X、Ryzen 7 5700Xなどが挙げられます。これらのCPUは、中程度から高い処理能力を持ちながら、費用を抑えた価格帯に位置しています。
グラフィックカードとしては、RTX 3060、RTX 3060Ti、RTX 3070、RTX 4060Tiなどがおすすめです。これらのグラフィックカードはコストパフォーマンスが良く、ゲームのグラフィック表現をスムーズかつ高品質に楽しむことができる性能となっています。
このレベルのスペックがあればディアブロ4を快適に遊べるだけでなく、他ゲームも多くが問題なく遊べます。軽めのゲームは勿論、重めのゲームでも設定を下げることで基本的にプレイ可能です。比較的抑えめの価格で、他ゲームへの応用が広く効く為、初心者から玄人まで万人向けの構成と言えるでしょう。
コスパ構成
次にゲームに合ったコスパ構成としては、このようなPCになります。
コスパ重視 | |
---|---|
CPU | Core i3-12100(F) , Ryzen 5 5500 |
GPU | GTX 1660 , RTX 3050 GTX 1660SUPER |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 500GB以上 |
電源 | 500W以上 |
価格帯 | 約13万円前後 |
こちらは先程のおすすめPC構成より、更に動作要件の推奨スペックに近い、値段を下げたPC構成例です。投稿時点のBTOサイトで買える性能を下げたゲーミングPCでは、この辺りが限界になります。
Core i3-12100(F)やRyzen 5 5500といったCPUは、十分な処理能力を持ちつつも費用を抑えた選択肢です。また、GTX 1660 SUPERやRTX 3050といったグラフィックカードは、価格を抑えながらも、ゲームのグラフィック表現をスムーズに楽しむことができるパフォーマンスの性能です。
ただこの構成は主にディアブロ4を楽しむものであり、他のゲームへの転用や将来のアップグレードには限定的な余裕がありません。そのため、長期的な視点で考えると、他のゲームにも対応できるより高性能なPCを選ぶことをおすすめします。
お得なゲーミングPCは?
実際にどのゲーミングPCがお得かなどは、下記記事でおすすめPCを定期的に更新していますので、気になる方はこちらをご確認下さい。
一個人の意見ではありましたが、ゲーミングPCに悩む時間を遊ぶ時間に使った方が有意義かなと思いますので、この記事で悩む時間を短縮できれば幸いです。魅力の多い作品と、快適なゲーミングPCライフを楽しみましょう。