エントリークラスが人気に!?
RTX 4080 , RTX 4090の発表で今後のRTX 4000シリーズに期待が高まっています。この記事はRTX 4000番代登場による、ゲーミングPCの今後の変化について予想記事です。PCゲームの観点から今後エントリークラスが今より人気になる理由について確認していきたいと思います。
人気PCゲームの負荷はあまり変わらない
PCゲームの人気ジャンルと言えば主にシューティングゲームです。これはSteamやTwitchの人気ゲームを見ると明らかでしょう。このシューティングというジャンルの人気タイトルはここ数年で色々入れ替わってきましたが、ゲームの負荷で言うとあまり変わっていません。簡単に人気タイトルを例に挙げると以下の通りです。
これらのゲームは負荷で言うと大きな差はありません。この中で一番開始日が古いゲームはOverWatchで2016年リリースです。つまり6年以上、人気ゲームの負荷はあまり変わっていないということになります。この理由は色々あるかと思いますが、個人的にはPlay Station 4/5などのコンシューマ機の存在が大きいと思っています。今後の人気タイトル全てが完全にコンシューマー機から離れることはほぼ無い為、この先ゲームの負荷レベルで言うと変わらない可能性が高いです。
現在のミドルクラスPCでスペックで十分
現在のミドルクラスのゲーミングPCは、先に挙げたゲームで144fps出せるスペックをしています。PCゲームの負荷レベルが大きく変わらない可能性が高い為、現状人気シューティングゲームで144fps出せるミドルクラスPCは、この先も十分な性能と言えるでしょう。
一応240fpsを出す必要が無い理由について軽く触れておきます。興味が無い方は飛ばす or 流し読みで大丈夫です。
240fpsが必要でない理由
ゲーミングモニターの性能には大きく2種あります。それはリフレッシュレート(出せるfps)が144Hz もしくは 240Hz のモニターです。144Hzのモニターが2万円前後に対し、240Hzはその倍の4万円前後します。
その上通常の2倍の価格のモニターを購入しても、2倍効果を実感できる方はいないでしょう。60fps→144fpsでは大きな効果を実感できますが、144fps→240fpsで60fps→144fpsの時の倍の変化は確実に感じられません。
次期ミドルクラス候補RTX 4060について
近いうちにRTX 4060も発売されそうです。従来通り60番代はミドルクラスに相当するでしょう。仕様について予想した記事があるので気になる方はそちらもご覧ください。
ここでは仕様予想から要点についてのみ確認します。
上記の要点だけだと期待しかないですが、初動販売価格はこの通りはならないでしょう。
初動価格6万円は超えるだろう
初動価格6万円超えると考える理由については以下が挙げられます。
以上より公式価格通りの値段では発売されないと予想されます。約8万円の性能のグラボを5.5万円で売ってしまうと、現在約5万円の現行機であるRTX 3060は確実に売れなくなってしまいます。その為RTX 4000番代の安定供給まで価格は比較的高いでしょう。
RTX 3060がエントリーモデルに
市場にRTX 4000番の供給が安定し公式価格通りになってくると、型落ちのRTX 3000番代は安くなります。初動価格約7万円だったRTX 2060が現在3.5万円まで落ちていることを考えると、そのうちRTX 3060が3万円代とかもあり得ると思います。
このような価格まで落ちてくると現在のGTX 1660SUPERのように、エントリー価格のゲーミングPCに搭載されることも考えられます。
エントリーモデルなのに性能十分
ここで一番初めの話に戻りますが、人気ゲームの負荷はあまり変わりません。その為RTX 3060がエントリーモデル落ちした際でも、その時の人気ゲームで144fps出せる十分な性能をしている可能性が高いです。
人気ゲームで144fps出せるエントリークラスのゲーミングPCは、今よりesprtsの浸透した未来ではかなり人気になっていると思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。あくまで傾向から予想に予想を重ねている為、こういう考え方もあるんだと思っていただけたらと思います。
ゲーミングPCに悩む時間を遊ぶ時間に使った方が有意義かなと思いますので、この記事で悩む時間を短縮できれば幸いです。一個人の意見ではありましたがゲーミングPCを購入する際の参考になったなら嬉しく思います。