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【初心者向け】最低限知っておきたいゲーミングPCざっくりパーツ解説・重要度

ゲーミングPC

ゲーミングPCのパーツ

ゲーミングPCを買いたいけど、よくわからないと購入するのも不安かと思います。パーツは何となくわかるけどそれぞれがどういうものかわからない。パーツはどれが重要でお金をかかるの?など色々悩みがあるかと思います。

この記事でゲーミングPCのパーツがそれぞれどういうものか簡単に解説していきます。またパーツの重要度や注意点など個人の意見もありますが、参考になれば幸いです。

各パーツの説明

では重要度順に各パーツの解説をしていきます。

GPU(グラフィックボード)

映像やグラフィックの処理を行うパーツです。ゲームの処理はほとんどがGPU性能に依存する為、ゲーミングPCの性能はGPU性能が一番影響するといってもいいでしょう。

パーツで大体一番お金がかかるのがこのGPUで、ゲーミングPCにおいて重要度は1番高いです。PC性能を上げたいならここにお金をかけましょう。重要視して優先的に調べましょう。

CPU

各パーツを制御、命令を実行や処理するパーツで、よく言われるのがPCにおける脳です。GPUをグラボには劣りますが重要度2位のパーツです。基本GPU優先ですが、CPU性能が低すぎるとGPU性能を引き出せないボトルネックが発生する為、ないがしろにしてもいけません。

intelとRyzenの2強でどちらでも全然問題ないですが、2択で迷った場合intelをおすすめします。理由としては最近は減ってきましたが、ゲームによってはRyzenだと動かないというものが稀にある(steamのかなりマイナーゲームなど)為です。PCの性能を上げたいなら、グラボには劣りますが重要度2位のパーツです。こちらも優先的に調べましょう。

メモリ

制御、処理時に使う領域で、16GB以上推奨です。メモリが少ないとCPUが性能高くても性能を発揮できません。しかしメモリが大きければ性能がどこまでも上がるわけでもないので、PCの性能にあったメモリ量にしましょう。

イメージとしてはメモリが机の数、CPUの性能は人の数とイメージしてみて下さい。机が少ないと人が多くても全員が作業できず、パフォーマンスが出ません。逆に机が多すぎても、人数分しか作業は進みません。その為メモリはあくまで処理の領域であり、処理を行うパーツではないことは理解しておきましょう。

しっかり確認してから購入したい為、重要度は高です。

HDD/SSD

容量速度値段
HDD大きい遅い安い
SSD小さい速い高い

データの保存領域です。HDDは容量速度、SSDは容量速度です。値段はSSDの方が高いですが、基本SSDは必須。両方使用も可。SSDが埋まってくるとPCが重くなってくるので、個人的にはSSDの容量は、出来れば半分以上は埋めたくないと感じます。推奨500GB以上で、余裕があるなら1TB以上だとなお良しです。増設可能なパーツで容量を多く使うことが想定される場合、HDDで容量を増やす方が一般的でしょう。

こちらも重要度は高です。

電源ユニット

電気を供給するパーツ。PCの性能が上がると要求電力も大きくなるので、電源ユニットも高いものが必要になります。また要求電力が上がると電気代も上がりがちなので、性能の高いPCほど電気代が多少上がることは頭に入れておきましょう。必要以上にこだわるところではないですが、適当にしていいところでもないので重要度は中です。

しっかり確認した方が良いが、確認しなくても大丈夫なことが多い為、重要度は中です。

冷却器

CPUを冷やすパーツ。水冷や空冷などがあり、メジャーなのは空冷です。水冷のほうが冷却性能が高いが値段も高くなりがちです。CPU購入時に付属している冷却器でも一応使用可能です。値段の高いCPUほど壊れたときショックなので、高いCPUを使う際は冷却器はしっかりしたものの方がいいと思います。

こちらも重要度は中です。

マザーボード

CPUやメモリなど嵌める基盤。マザボごとに対応CPUが決まっているので、マザボ購入時は対応CPUを確認しましょう。BTOでは選べることがあまりないので、BTOを考えている方はそこまで気にしなくていいです。自作の際は先にCPUを決めてから、対応しているマザボを探す方が一般的です。マザボによってメモリスロット数が違ったり、OC(CPUが性能を上げる機能)には対応していないというパターンなど、マザボにより性能差があるので注意しましょう。値段はCPUの値段が高いとマザボも高くなりがちです。

こちらも重要度は中です。

OS

Windows、macのようなパソコンを動かすプログラムになります。スマホで言うとandroid、iosのようなシステムです。

BTOや通販などは基本Windowsがインストールされているので大丈夫ですが、自作PCの場合自分でインストールしないといけません。既にWindowsのライセンスを持っている人はインストールファイルを作れます。無い人は購入しましょう。

こちらも重要度は中です。

DVDドライブ

DVD/CDなど入れ、読み込むパーツ。正直性能は求める人は少ないと思います。無くても何とかなりますが、あるに越したことはないです。

最悪なくてもパソコンとしては機能する為、重要度は低です。

ケース

パソコンのパーツを入れるケース(外観)。ケースにより排熱性能や掃除のしやすさ、USB接続端子の位置などが変わります。ミニタワーやミドルタワーなどで大きさについて書かれています。小さいケースを購入し、マザボが入りきらないなどの事態に注意しましょう。個人的には排熱性能や中の掃除のしやすさなどで決めるより、大きさや外観で決める方がPCを気に入りやすいと思いますが、ここは好みです。

こちらも最悪なくてもパソコンとしては機能する為、重要度は低です。

結論とまとめ表

最後にまとめとして、簡単に結論を表で示します。重要度はPCの性能への依存度や、考えて購入すべきパーツの指標です。

名称説明重要度
GPU映像やグラフィックの処理を行う。重要度1番目。1番
CPU各パーツを制御、命令の実行や処理する。重要度2番目。2番
OSパソコンを動かすプログラム。
Windowsのライセンスを持っている人は購入不要。
メモリ命令や制御、処理時に使う領域。16GB以上推奨
HDD/SSDデータの保存領域。SSD推奨。HDDとSSDの両方使用も可。
電源ユニット電力を供給するパーツ。PCの性能が上がると電源ユニットも高いものが必要。
マザーボードCPUやメモリなど嵌める基盤。マザボごとに対応CPUが決まっている
DVDドライブDVD/CDなどディスクを入れ、読み込むパーツ。
ケースケースにより排熱性能や掃除のしやすさ、USB接続端子の位置などが変わる。

重要度については

  • 1,2番…最重要項目。一番最初に確認したい要素
  • …スペックでしっかり確認したい要素
  • 中…しっかり確認した方が良いが、確認しなくても大丈夫なことが多い
  • 低…最悪なくてもパソコンとしては機能する

まとめ

いくつか挙げてきましたがいかがでしたでしょうか。簡単にですがパーツの役割などから大体どういうものかイメージできましたか?私はゲーミングPCに悩む時間を遊ぶ時間に使った方が有意義かなと思いますので、この記事で悩む時間を短縮できれば幸いです。

一個人の意見ではありましたががゲーミングPCを購入する際、どこを重要視したらいいかわからないという方の参考になったなら嬉しく思います。

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