『アルビオン・オンライン』のPCスペックを確認
2023年3月20日から新作ゲーム『アルビオン・オンライン』のアジアサーバーが、一般開放されました。自由度の高いMMORPGの為プレイ予定の方も多く、必要/推奨スペックがどうか気になる方も沢山いると思います。
この記事では『アルビオン・オンライン』のPC必要/推奨スペックどれくらいか、またプレイにおすすめのPC構成について確認していきます。
ゲーム負荷はどう?
『アルビオン・オンライン』のゲーム負荷は軽めです。推奨スペックは、現在の価格で10万円程の安めのゲーミングPCでも満たすことが出来ます。その為ゲーミングPCをお持ちの方であれば、ほとんどの方が問題なくプレイ可能でしょう。
ゲームジャンルは「FF14」のようなMMORPGに該当されますが、オブジェクトや背景、細かいキャラクリなど、ゲームにおけるグラフィック重要度が低めのゲームとなっています。その為ゲーム自体がかなり軽く、画面内にプレイヤーが多数が存在しても動作は重くなりにくいです。
ただ昨今のMMORPGにしてはPK(プレイヤーキル)などPvP要素が多い為、プレイギリギリのスペックはあまりおすすめ出来ないゲームでもあります。
では公式の推奨動作環境やプレイおすすめのPCスペックなど、より詳しく見ていきましょう。
最低/推奨動作環境は?
アルビオン・オンラインの公式による推奨動作環境については以下の通りです。
最低 | 推奨 | |
---|---|---|
OS | Windows 7、8、10(64-bit) | Windows 7、8、10(64-bit) |
プロセッサー | SSE2対応 Intel/AMD CPU | SSE2対応 Intel/AMD CPU |
グラフィクカード | DirectX 10以上に対応したグラフィックカード | DirectX 10以上に対応したグラフィックカード |
メモリ | 4GB RAM | 8GB RAM |
ストレージ | 2GB プレイ可能 | 2GB プレイ可能 |
ネット環境 | ブロードバンドインターネット接続 | ブロードバンドインターネット接続 |
先に結論から言うと、最低/推奨スペックについてはかなり低めです。スペック表でよくある、CPU型番名などで表記されていない為、少し分かりづらいかも知れません。今回は少しコアな話もありますが、順に解説していきます。
まずプロセッサーについてですが、「SSE2対応の、IntelもしくはAMDのCPU」となっており、CPUスペック自体は問われておりません。このSSEというのは、”ストリーミングSIMD拡張命令(Streaming SIMD Extensions、略称:SSE)”というシステムです。SSE2は10年以上前にプロセッサーに実装されたものの為、基本この要件について心配はいりません。
グラフィックカードについてもスペック自体は問われておらず、「DirectX 10以上に対応したグラフィックカード」となっています。”DirectX”は聞いたことがある、という方もいるのではないでしょうか。現在のDirectXバージョンは「DirectX 12」となっている為、ここ数年のPCを持っている方なら大丈夫でしょう。
その他メモリやストレージ要件も少なくなっています。推奨メモリだけ他スペックに比べると少し高く8GBとなっていますが、ゲーミングPCのメモリは8GB以上ある場合がほとんどの為、こちらも問題ないでしょう。
全体的に見てあまりスペックは求められておらず、重要部分はシステムの対応を求められています。
おすすめPC
では先程の対応/推奨スペックやゲーム性を踏まえ、おすすめPC構成を確認していきます。
おすすめ構成
購入おすすめのゲーミングPCとしてはこの辺りの構成となります。
コスパ重視 | |
---|---|
CPU | Core i5-12400(F) ,Core i5-13400(F) , Ryzen 7 5700X |
GPU | RTX4060 , RTX 4060Ti RTX 3060Ti |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 500GB以上 |
電源 | 600W |
価格帯 | 約13~18万円 |
こちらはおすすめPCの構成例です。『アルビオン・オンライン』に合ったPCというよりは、ゲーミングPCの中では、性能と価格のバランスのいい価格帯、構成例となります。
このぐらいの性能があれば『アルビオン・オンライン』を快適に遊べるだけでなく、他ゲームも問題なく遊べます。軽めのゲームは勿論、重めのゲームでも設定を下げることで基本的にプレイ可能です。比較的抑えめの価格で、他ゲームへの応用が広く効く為、初心者から玄人まで万人向けの構成と言えるでしょう。
コスパ構成
次にゲームに合ったコスパ構成としては、このようなPCになります。
コスパ重視 | |
---|---|
CPU | Core i5-12400(F) Core i3-12100(F) , Core i3-13100(F) |
GPU | GTX 1660SUPER , RTX 3060 |
メモリ | 8GB , 16GB |
ストレージ | SSD 500GB以上 |
電源 | 600W |
価格帯 | 約10~15万円 |
正直この構成でもスペック的には余っていますが、もっとスペックの低いPCをあまり見かけない為、今回はこちらの例を挙げさせていただきました。
一応構成例こそ挙げましたが、他ゲームへの転用が難しいところもあるので、あまりおすすめしづらい構成とはなっています。
ここから更にギリギリのスペックにするのであれば、分離グラフィックボード無しで、高性能CPUの内臓グラフィックカードを使うという方法も一応あります。自作前提にはなりますが、10万円以下の構成も可能でしょう。その場合も他ゲームは難しい点には注意が必要です。
お得なゲーミングPCは?
『アルビオン・オンライン』のPC必要/推奨スペックについて確認してきましたが、いかがでしたでしょうか。では実際にどのゲーミングPCがお得かなどは、下記記事でおすすめPCを定期的に更新していますので、こちらをご確認下さい。
ゲーミングPCに悩む時間を遊ぶ時間に使った方が有意義かなと思いますので、この記事で悩む時間を短縮できれば幸いです。ゲーミングPCを購入する際の参考になったなら嬉しく思います。