【2024年最新】ゲーミングPCの相場を調査 – 価格帯ごとの特徴やスペックを解説【10万/15万/20万/30万】

ゲーミングPC相場は？

近年、ゲーム業界は急速に成長し、ゲーミングPCの人気は高まっています。しかし、多くの人々にとって、ゲーミングPCの価格と性能の関係は未知の領域かもしれません。

そこで、この記事では「ゲーミングPC相場・価格帯ごとの特徴」について解説します。ゲーミングPC市場をローエンド、ミドルクラス、ハイエンドの価格帯に分け、それぞれのカテゴリーにおける性能や特徴、構成例など詳しく解説していきます。

後悔しないゲーミングPC選択の為に、ゲーミングPCの価格帯について理解しましょう。

ゲーミングPCの価格帯分け

早速ですが、分かりやすくするために、ゲーミングPCの価格帯を3つに分けていきます。それぞれローエンド、ミドルクラス、ハイエンドとした場合、以下のように価格帯が分類されます。

まずこの中で、「予算に見合ったPCはどの程度のランクなのか」「欲しい性能のPCはどれくらいのお金が必要なのか」について確認しましょう。購入前に「全体像」と「欲しいPC」について知っておくことで、購入後のギャップや後悔を無くせます。

大まかにゲーミングPCの価格帯について、全体像がつかめたでしょうか。ここからはそれぞれの価格帯について、より詳しく確認していきましょう。より詳しい分類分けから、おすすめ度や構成例についても挙げていくので、是非参考にしてみて下さい。

ローエンド

ローエンドは、大体市場価格で10万円~15万円前後のPCです。BTOサイトで販売しているゲーミングPCでは、最安値帯に位置します。価格と同様に性能は控えめですが、多くのゲームでプレイに問題ありません。PCパーツが次世代に移行した際、次世代ローエンドの型落ちになりがちです。

では、より詳しく説明する為、ローエンド内でも以下のように分けて解説します。

型落ち

型落ちは、大体市場価格で10万円前後のPCです。市場でもあまり見ず、多くのPCに比べグラフィックカード性能が極端に低い（無い）、数世代前の構成のPCです。商品により性能がかなり分かれる為、PC選びが難しく、あまり初心者向けとは言い難いです。

5年前程度までの分離型グラフィックボードが搭載されている場合、ある程度のPCゲームのプレイ自体は可能でしょう。ただ重めのゲームは結構厳しめで、60fpsでないという場合もある為注意が必要です。

エントリー

エントリーは、主に市場価格で15万円前後のPCです。文字通り入門向けとして、低めの性能になってますが、価格も抑えられています。多くが最新のローエンドパーツ、もしくは1世代前のパーツで構成されています。その為、型落ちほど性能が低くありません。

エントリーは文字通り「初心者向け」です。勿論PCゲームは出来ますがPC性能としては低い為、「ゲーミングPCにあまり興味はないが、とりあえず触ってみたい」という方向けかと思います。ただ後々後悔したくない、PCゲームにハマるかもしれないという場合、もう少し価格を出した方が後悔しにくいでしょう。

ロー

ローは、大体市場価格で17万円前後のPCです。コストに対しての性能は比較的良く、価格も抑えられています。値段が安めの為、価格変動の影響を受けやすく、時期によって販売されているPCの性能が結構変わります。個人的に、多くの人におすすめ出来るPCでは、ここが最低ラインです。

リアル系の3Dグラフィックゲームでは、フレームレート(1秒間に画面が切り替わる回数)144fpsが安定しづらいです。しかし画質設定を下げたりするなどして工夫すると、フレームレート144fpsも十分出せる為、ライトゲーマー層向けと言える価格帯です。

ミドルクラス

ミドルクラスは、主に市場で20万円弱～25万円強の価格のPCです。BTOサイトで販売しているゲーミングPCで、ボリュームの多い価格帯に位置します。性能は十分高く、ゲームプレイを快適にこなせます。PCパーツが次世代に移行した際、次世代のローエンド～ミドル下位に位置付けになることが多い為、将来性は悪くありません。個人的に、おすすめの価格帯です。

では、より詳しく説明する為、ミドルクラス内でも以下のように分けて解説します。

ミドルロー

ミドルローは、大体市場で17万円前後のPCです。コストに対しての性能が比較的良く、市場でよく見かける価格帯です。BTOサイトにより、同じ価格でもCPUが「Core i5」か「Core i7」など、PC性能差が出やすいです。良い商品やサイトの選別、セール時期の見極めなどをしっかりしましょう。

フレームレート144fpsがある程度安定する為、ゲーマーはミドルロー以上のPCから選択がおすすめです。性能もミドルと大きく差はない為、設定を工夫出来る人なら多くのゲームを問題なくプレイ可能でしょう。

ミドル

ミドルは、主に市場で20万円前後のPCです。当サイトでの人気の価格帯の1つで、1位2位を争っています。こちらも、コストに対しての性能が比較的良く、市場でよく見かける価格帯です。「性能と価格の両立」が人気の理由かもしれません。

性能が高く、ゲームによっては240fpsも狙えます。その為、ライトゲーマーからコアゲーマーまで、多くの人に向いているPC価格帯です。次世代が出てもロー～ミドルローぐらいの性能に値する為、ここまで紹介した価格帯に比べ、比較的長めに使いやすいのもポイントです。

ミドルハイ

ミドルハイは、大体市場で25万円前後のPCです。当サイトでの人気の価格帯のもう1つで、ミドルと1位2位を争っています。ミドルに比べ性能が高く、その分価格も上がっています。「価格も大事だが性能を重視したい」「性能で後悔したくない」という人は、ミドルハイの方が良いかもしれません。

高スペックゲーミングPCが欲しい場合この辺りの価格帯からになります。負荷が高いシーンでもフレームレート240fps張り付きが狙えるようになります高フレームレート高設定でプレイしたい、海外の高負荷ゲームなどを多くプレイしたいという方にもおすすめです。

ハイエンド

ハイエンドは、主に市場価格で40万円以上の価格のPCです。BTOサイトで販売しているゲーミングPCで、高価格帯に位置します。性能はかなり高く、ゲーム環境で不満はほぼ出ないでしょう。PCパーツが次世代に移行した際、次世代ミドル上位～ハイエンド下位に位置付けになることが多い為、将来性は高いです。

では、より詳しく説明する為、ハイエンド内でも以下のように分けて解説します。

ハイ

ハイは、大体市場価格で40万円前後のPCです。こちらも結構売れるようで、当サイトでは3位に位置します。性能重視の人向けのPCで、より快適な環境を求める場合におすすめです。「CPU」と「GPU」の性能どちらを重視するか、メモリとストレージの大きさをどうするかなど、自身の使い方にあったカスタマイズを考えましょう。

高解像度や高負荷ゲームをプレイしない限り、基本的にPCゲームを余裕をもってプレイ出来ます。その為ゲームが趣味な方のほかに、仕事や動画編集・配信などの他用途でもPCを使う方も持っていることが増えています。

フラグシップ

フラグシップは、主に市場価格で50万円以上の価格のPCです。BTOサイトで販売しているゲーミングPCで、最高価格帯に位置します。現行の(準)最高スペックパーツを用いており、ゲームだけでは性能を持て余してしまう場合があります。PCパーツが次世代に移行した際、次世代のハイエンド～準フラグシップクラスの性能になることが多いです。価格が高い分、将来性もかなり高いと言えるでしょう。

高解像度や高負荷ゲームをしない限り、大抵性能を持て余すでしょう。ある程度稼いでいる方や、仕事で使う方、PCやデバイスが趣味の方などが買う印象です。「超高負荷ゲームがしたい」という方以外の、ゲーム目的で買う方は少ないかもしれません。しかし性能自体は文句なしに高い為、高負荷作業から長期運用まであらゆる使い方に対応出来るでしょう。

全体表

最後に、今までの表をすべてを組み合わせた一覧を置いておきます。自分の欲しいのがどこに当たるか、価格帯の全体像を見たいという方は是非参考にしてみて下さい。

最後に

いかがでしたでしょうか。今回はゲーミングPCの相場・価格帯について、詳しく解説してきました。実際に、どのPCがオススメかについては、下記記事にて定期更新していますので、興味がある方はそちらをご確認ください。

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ゲーミングPCに悩む時間を遊ぶ時間に使った方が有意義かなと思いますので、この記事で悩む時間を短縮できれば幸いです。ゲーミングPCを購入する際の判断材料になったなら嬉しく思います。