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RTX 4070Ti性能価格と、使用イメージをゲーム目線で比較

グラフィックボード

RTX 4070Tiの発売開始

Nvidia GeForce RTX 4070 Ti が1月5日より発売開始されました。発売の延期や名称の変更などの不安点が多くあったグラボの為、RTX 4070Tiってどんな感じ?性能とかはどうなの?など疑問を持つ方も多いと思います。

この記事では RTX 4070Ti の仕様や価格比較、使用時のゲーム環境について確認していきたいと思います。

RTX 4070Ti の仕様

まずRTX 4070Tiの性能イメージをつかみたいと思います。RTX 4070Ti の仕様は以下の通りです。また比較として従来機のRTX 3070Tiの性能仕様についても表記します。

RTX 4070TiRTX 3070Ti
CUDAコア76806144
ベースクロック2.31 GHz1.58 GHz
ブーストクロック2.61 GHz1.77 GHz
FP32 Compute40.1 TFlops21.8 TFlops
メモリ12GB GDDR6X8GB GDDR6X
メモリパス幅192 bit256 bit
TDP285W290W
公式価格\ 164,800\ 89,980
販売価格約14.7万円約8.7万円~
販売価格は投稿時の価格,TFlopsは小数点第2位を四捨五入.

RTX 4070Ti と RTX 3070Ti の比較

RTX 4070Ti は RTX 3070Ti と比較すると、性能や電力効率など大きく性能上昇しています。分かりやすく簡単に見る点としては、以下になります。

  • FP32 Computeが約2倍(22→40)
  • TDPはほぼ同等(285W,290W)
  • 価格が約1.7倍(14.7万円,8.7万円)

FP32理論性能はほぼ倍に対し、電力消費は変わっていません。即ち演算性能に対する電力効率で言うとほぼ倍ということになります。また価格が1.7倍程変わっており、性能上昇も大きいです。

RTX 4070Ti は RTX 3070Tiとは比べ物にならないレベルですが、価格もその分大きく比較自体もしづらく感じる方も多いかも知れません。その為次に RTX 3000シリーズで RTX 4070Ti と性能の近いものを比較し、イメージをつきやすく出来ればと思います。

RTX 4070Ti と性能の近いグラボは?

ではRTX 3000シリーズで RTX 4070Ti と性能の近いグラフィックボードについて表で示します。

RTX 4070TiRTX 3090TiRTX 3090RTX 3080
CUDAコア768010752104968960 / 8704
ベースクロック2.31 GHz1.56 GHz1.395 GhHz1.26 / 1.44 GHz
ブーストクロック2.61 GHz1.86 GHz1.695 GHz1.71 GHz
FP32 Compute40.1 TFlops40 TFlops35.6 TFlpos30.6 / 29.8 TFlops
メモリ12GB GDDR6X24GB GDDR6X24GB GDDR6X12GB GDDR6X /
10GB GDDR6X
メモリパス幅192 bit384 bit384 bit384 bit
TDP285 W450 W350 W350 / 320 W
公式価格\ 164,800¥ 327,800\ 229,800\ 109,800
販売価格約14.7万円約18.5万円~約18.5万円~約9.5万円~
販売価格は投稿時の価格,TFlopsは小数点第2位を四捨五入.

表を見ると RTX 4070Ti は、性能だけで見るなら RTX 3090 や RTX 3090Ti と近いというイメージを持てます。細かく見るとメモリやメモリパス幅、TDPにおいて結構差がありますが、印象としてはRTX 3090(Ti)というイメージが分かりやすいと思います。価格は RTX 4070Ti の方が大きく安い為、コスパの向上は十分感じられます。

RTX 4070Ti の使用用途

先程RTX 4070Ti は RTX 3000シリーズのフラグシップモデルと近い性能ということがわかりました。では実際にどのような使われ方をしていくのかについて確認していきます。RTX 4070Ti のゲームでの使用イメージとしては以下の通りです。

  • ゲーム負荷の中位クラスを、フルHDで240fps以上
  • 高負荷ゲームでの144fps以上
  • 4K画質でのゲームプレイも可能

この記事でのゲーム負荷中位クラスは、コンシューマー機(PS5など)でも実装されている人気ゲームと考えて下さい(Fortnite,Apexなど)。この辺りの人口の多いゲームでは240fps以上が安定します。その為モニターもリフレッシュレート240Hzのもの、もしくは360Hzのモニターが欲しくなります。

またMONSTER HUNTER WORLDのようなオープンワールド系の高負荷ゲームにおいても、144fps以上を出すことが可能です。その為今まで重めのゲームと言われていたゲームでも、敷居が低く感じると思います。

4Kでも十分フレームレートが出せる性能の為、よっぽどの使い方をしない限り性能面で不足を感じることはないと思います。

総評

総評としては、従来の最高スペッククラスの性能RTX 3070Tiとは全くの別物。一つ前の世代のフラグシップモデルであるRTX 3090(Ti)レベルのグラフィックボードが、かなりお買い求め安くなったという印象です。

BTOサイトでの取り扱いも始まっており、そこでは RTX 4070Ti 搭載で20万円台のゲーミングPCもごく一部ですが確認されています。以下記事にて相場より安いおすすめゲーミングPCをまとめてますので、ご覧いただけると嬉しいです。

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